Ferrari F399 (No.3 M.Schumacher)

 グランドスタンドを出てすぐ、Shellのブースにフェラーリのマシンがどーんと飾ってありました。フロントウイングが真っ直ぐで黒くて横ちょのスポンサーにtictacがあるから1999年型マシンのF399でしょう。たぶん。あんまし自信にゃい。フェラーリは色で形式判別出来ないから難しいにょ。
 ディスプレイとしてのこの飾り方はひじょうにうまくて、遠くからも見えるし、べたべた触られずに済むし効果抜群。見る方もリアセクションが見えないという欠点はあるものの普通のディスプレイでは見れないようなアングルからじっくり観察できるし、記念撮影しても絵になるしでなかなかいい感じでした。

     <写真1 F399斜めから(パノラマ合成)>




   <写真2 F399正面(パノラマ合成)>



 ドライバー視点と同じぐらいの高さからコックピット方向。雑誌ではよく見る構図だけど撮るときは中腰なのでけっこう辛いかも。車吊してあったので安定して撮れました。コックピットとサイドポンツーンの位置関係とかリアへの曲線の流れとかホイールのかぶり方もよろしゅうおすなぁ。F1マシンはこの艶やかさも相まっていて造形美術の一つだと思うです。うんうん。まぁ欲を言えばMarlboroのロゴが入っててほしかったなぁ。この写真の赤は実車を見た感じの赤にかなり近いです。もうちょっと彩度高め。

     <写真3 コックピットからリアセクションの眺め。すてき〜>



 私の目の高さにはちょうどフロントセクションがありました。ニョキニョキとのびるプッシュロッドをしげしげと観察。真ん中に立ってる黒い棒は無線アンテナ。ノーズを止めるねじも見えてます。


   <写真4 フロントセクション。タイヤつやつや。>



 こちらはノーズ部分。ちょうど太陽が出てきて車体が光ってます。このノーズ先端あたりの赤も実車の見た感じの赤にだいぶ近いです。F1−2000見てこの車を見るとフロントウイングがけっこう普通の板に見えますね。翼端板にも整流板ついてないversion。ひらべったー。

   <写真5 ノーズ部分。後ろにエンツォ・フェラーリのエクトプラズム(嘘)>






 コックピット真っ正面。これもなかなか絵になるアングル。エアインテークから上方排気管まで見えています。カウルもよく見るとアクセスホールのラインが見えてます。コックピット内にはSabeltのシートベルト。F1のわかるPOTENZA婆ちゃんも締めてるゾ。しぱーん!

   <写真6 コックピット見下ろし>




 こちらは夜の様子。夜はスポットライトでライトアップされていています。これはこれでまた違った雰囲気がありちょっといいかんじ。この時間になるとさすがに人が減ってこの距離でも撮れるようになってくる。どうしても1人2人は入っちゃいますけどね。


   <写真7 ライトアップ>

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