レース終了後は日が落ちてどんどん暗くなっていきます。落ちてくる雨粒もだんだん多くなってくるし。暗くなっていく分どんどん手ぶれもひどくなっていきます。とほほーい。
フェラーリピットはお祭り騒ぎですがそのほかは黙々と片づけ作業。みなさん手慣れたモノで早い早い。ジョーダンのピット前で片づけ作業をじっと見てました。どんどんマシンをばらしていく手際のいいこと。ひと抱えほどある黒いフロア部分をスキップロッドがついたままひょいと運んでいく様はあぁカーボンって軽いんだなぁとちょっと感動したり。
<写真1 いそいそと片づけ作業中のジョーダンチーム。てっしゅーっ!>
電光掲示板。決勝の結果が表示されています。6位のビルヌーブにして周回遅れ。いかにTop2台が速かったかを物語ってますね。レース後インタビューでバカ正直なインタビュアーが3位入賞のクルサードに「あんまり見てなくてごめんなさい」と謝ってました。デビッドは苦笑い。
<写真2 ミハエル、ミカ、デビッド、ルーベンス、ジェンス、ジャックの順>
ミハエルのワールドチャンピョンを祝し万歳三唱!塀の上で音頭をとっているのはバリチェロです。この日いちばんミハエルをアシストした瞬間。このあとシューマッハを始めフェラーリのチームクルーがずらりと勢揃いしてご挨拶。スタンドに手を振ってくれました。よかったにょ〜。
<写真3 ばりっち全身屈伸運動の大アクションで万歳!>
レース後車検の様子。去年のセパンの例があるのでけっこうドキドキで様子を見守ってました。何にもなかったけど。
<写真4 ばっちりばっちりバンバン♪フェラーリ車検異常なし、いーでしょ(いーよね)♪ということで確定。>
<写真5 戦い済んで日が暮れて〜♪>
あたりも暗くなりピットの明かりが煌々と輝いています。私には3日間の鈴鹿の激戦とともに2000年シーズンを締めくくる感傷的な光景に見えました。あと1戦残っているんですけど。いろいろと収穫の多かった初鈴鹿、初F1。一度体験するとまた来年も行きたくなります。行けるといいなぁ。
おまけエピソード:この後帰りのバスの列に1時間半並ぶ。今回最大大手(専門用語)。途中から雨も本降りになりエライ目にあいました。でも一つとってもいいことがありました。列が駐車場入り口にさしかかっていたため車が入ってくると列を切って車を入れるんですがその中に高級BMWが。もしやと思って助手席を覗くとジェンソン・バトンが乗っていました(!)。たぶん5位入賞お祝い打ち上げの帰り。バトンに気がついたのは他に私と同じところに並んでいた2人だけ。手を振ったら向こうも手を振り返してくれました。超ラッキー!!これが今回のF1ドライバー最接近(第2種)。雨が降っていたのでデジカメしまい込んでいて撮影間に合わず写真がありませんが、ちょっと自慢。えへへへ〜。
長文のレポート最後まで読んでいただきありがとうございました。
Reported by 獣皇たけみ | 使用機材(デジタル・カメラ) : OLYMPUS
C-2500L FUJIFILM FinePix 40 i |